新聞記事:職員が入所の中学生と殴り合い 停職10日処分 大阪市の児童自立支援施設

 大阪市は7日、児童自立支援施設「阿武山学園」(高槻市)の男性職員(25)が、入所していた中学3年の男子生徒(14)と殴り合いになり、生徒に鼻の骨の一部が陥没するけがをさせたと発表した。大阪市は7月31日付で職員を停職10日の懲戒処分とした。

 市によると、職員は6月18日、学園内で生徒から「お前から先に殴れ」などと挑発されたことに腹を立て、生徒の顔を1回殴った。その後、殴り合いになり、異変に気付いた他の職員が止めに入ったという。生徒は鼻の骨が1ミリ陥没し、手術を行った。職員も顔面打撲などで1週間のけが。

 生徒は普段から職員らに反抗的な態度をとることが多く、当時は職員が個別指導中だった。職員は「申し訳ないことをした」と反省しているという。

         産経新聞 2009.8.8
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 挑発されての殴り合い・・・これでは中学生と同じです。25歳ですが「若さゆえ」では済まされない世の中。
「挑発」はします。だって、そんな文化で育っているんだもの。そこを「殴り合い」という文化ではなく、「話し合い」であったり、他の違った文化で対応し、教えるのが役割ですので、えらそうなことをいいますが、それが専門性ってもんです。それだけではないですけどね。でも、怪我をした、させたのレベルでは他からの非難はくらいますね。
 非難されるべき結果ですが、その状況下で指導されている皆様には敬意をはらいます。ですから、このようなことで施設が弱体化することなく、さらなる発展を遂げていただきたいです。