新聞記事:成長した姿、堂々と発表 南丹、淇陽学校で文化祭  京都新聞 2011年11月24日

 京都府南丹市園部町児童自立支援施設・府立淇陽学校で23日、「淇陽文化祭」が開かれた。ステージ発表や作品展示を通して、訪れた保護者や関係者ら約200人が、児童・生徒たちの成長してきた姿を見守っていた。

 学校で取り組む活動の集大成として毎年行っている。今回で46回を迎え、「未来に向けて」がテーマ。発達障害児童虐待など、家庭や地域で課題に直面した38人の子どもたちが寮生活を送る。

 全員でステージに立ち、「ふるさと」や「宇宙戦艦ヤマト」を楽器演奏し、大きな拍手を受けた。また、「迷惑かけたけど、見離さないでくれてありがとう」や「気持ち一つで何でもできる」といった言葉を掘った陶板などが展示された。

 赤羽敬三校長は「子どもがさまざまなことに挑戦し、ひとつひとつ成長する姿を見てほしい」と語った。

http://kyoto-np.co.jp/education/article/20111124000027

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「学園祭」「文化祭」「園遊会」「学校祭」etc.
呼び名は変われど、同様の行事はどこにもあるようですね。

しかし、興味を持ったのは別の点。施設の紹介です。かつては「非行児」「問題行動を起こした子」の施設だったが、どうやら変わってきているようだ。先日の全国研修で情報交換をしてきた職員がいましたが、どこの施設も被虐待がほとんど、発達障害を有する児童が半数というのが現状のようですね。