新聞記事:山寺コンサート:興隆寺の「二月会」再興へ 和太鼓、狂言、可愛い紙芝居も /山口 毎日新聞 2010年10月24日

江戸時代末期に途絶えた山口市大内御堀、興隆寺の祭り「二月会(にがつえ)」の再興を目指す「第2回山寺コンサート」が23日、同市大内御堀の県立育成学校であった。

 二月会は、五穀豊穣(ほうじょう)を願って、子どもたちによる舞や弓の腕を競う歩射(ぶしゃ)などが行われ、大内氏が最も大事にした祭りといわれ、2月半ばに開かれていた。

 コンサートでは、児童自立支援施設の子どもたちによる和太鼓の演奏のほか、山口市に伝わる鷺流狂言の「柿山伏」などが披露され、集まった観客は熱心に鑑賞していた。

 カンガルーポケット保育園の園児11人は「のりこんで」「おはぎがお嫁に」などのわらべうたと紙芝居を披露。約2カ月かけて練習したという紙芝居の「じゅげむ」は、セリフをすべて暗記して臨んだ。金本倫君(6)は「言葉が難しかった。でもうまくできたと思う」と笑みを浮かべた。【井川加菜美】
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太鼓をしている施設は幾つかあるのですが、三重の千人大鼓なんかもすごいけど、山口さんは地域の祭りにも積極的に参加されているようです。また、この会場が育成学校を提供しているようです。
地域との連携が素晴らしいですね。

今まで、住み込み職員がいましたが、今後、交替制に移行していくとも聞いています。地域との連携を維持していっていただけることを願っております。