新聞記事:来月1日、自立援助ホーム開設 県内初、若者ら共同生活 2009/12/29 中日新聞

児童養護施設などを出た若者が共同生活をする自立援助ホーム「しおん」が、県内で初めて岐阜市切通に1月1日、開設される。

 しおんは、社会福祉法人日本児童育成園が運営。児童養護施設児童自立支援施設、里親などから就職のため離れたが、職も住む場所もない15歳から20歳までの若者が対象で、男子6人まで受け入れる。

 就職してもうまくいかず、居場所を失った子どもたちのためにと、木造2階建ての住宅を借り受けた。住居や食事の提供だけでなく、住み込み夫妻が悩みの相談にのり、指導員は就労を支援したり、就職後も若者の職場に通って定着できるよう手助けする。利用者は生活費を同ホームに納める。

 しおんを運営する長縄良樹施設長は「自分の進むべき道を一緒に考えてくれる大人がここにはいる。人に甘えてもいいんだと思ってもらいたい」と開設の思いを話した。

 (久保田麻里衣)

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自立援助ホームがどんどん開設されていますね。それだけ必要性が出てきているのでしょうか。
法的整備が進んでいることも関係しているようですね。
自立支援施設が中学を卒業した児童を支援している施設もありますが、全体的には少数ですね。
中学を卒業したら自動的に退所になる施設もありますね。必要とされていることを行わないようでは不必要論が出てきてもしようのないことですね。