新聞記事:わかあゆ学園:県内唯一の児童自立支援施設、100周年 14日に記念式典 /岐阜 毎日新聞 2009年11月12日 地方版

 児童自立支援施設・県立わかあゆ学園の創立100周年記念式典が14日、大野町桜大門の同学園体育館で開かれる。同学園を巣立った退園生たちも参加して、学園での思い出などを語る。

 同学園は、在宅指導では非行から立ち直らせることが困難と認められた18歳未満の子どもを立ち直らせて社会に復帰させる県内唯一の施設。

 1900(明治33)年に揖斐川町の受念寺の住職が3人の孤児を養育した清水育児院が前身。1909年4月に県立代用感化院に指定されて以来100年。豊富学院、岐阜学院、わかあゆ学園と名称が変わる間、1755人が生活してきた。

 現在は小学生1人と中学生15人の計16人が学園内の学校で学び、生活している。修学旅行に訪れたり、地区の行事に参加し、職業体験なども行っている。

 記念式典は午後2時から。退園生や在園生のほか、保護者や職員OBら約100人が参加予定。退園生の話や在園生の楽器演奏、花園大学橋本和明教授による記念講演「児童自立支援施設の将来像について」もある。

 同学園の山田孝徳指導課長は「子どもは立ち直れる。入所している子どもも、ここでは普通の子どもと変わらない。子どもたちが家庭や学校に戻ったら温かく見守ってやってほしい」と話している。【子林光和】

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またまた、100周年ラッシュですな。