新聞記事：おおいそ学園の暴行疑い 知事が陳謝

朝日新聞　2009年09月19日

　　大磯町生沢の児童自立支援施設「県立おおいそ学園」の職員が、入所する複数の少年に暴行していた疑いがある問題で、松沢成文知事は１８日の定例記者会見で「指導が不適切だったことを重く受け止める。子どもたちに大変申し訳なかった」と陳謝した。園内での虐待を指摘する通告が県にあった後も、事務方から知事への報告が約２カ月間なかったことを明かした。

　　松沢知事は「県立の施設でありながら子どもへの人権に対する配慮、技術面で不足があった」と述べた。

　　また、県への通告が４月中旬にありながら、事務方から知事への報告が６月１９日だったと指摘。４月２８日には県の第三者機関「子ども人権審査委員会」が調査を始めており、「なぜすぐ私に知らせなかったのかと強く注意し、徹底的な調査を指示した」と不快感を示した。

　　県子ども家庭課の芝山一彦課長は取材に対し、「調査の先行きの見通しが立っていなかった。もっと早く報告すべきだった」と話した。

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知事…、陳謝するのは良いが、「県立の施設でありながら子どもへの人権に対する配慮、技術面で不足があった」ってのはどうしましょうね。神奈川県の施設ですから、人事から考え直されますかね。どれほど、専門的な人材を配置していましたかね。県として「おおいそ学園」をどう位置づけているかですね。

「徹底的な調査を指示」って、遅れた原因究明じゃないですよね。指導が不適切だった件についてですよね。で、知事はその対応をどうするかをしっかりと出してほしいもんです。もっとも、子ども家庭課での検討なんでしょうけどね。