新聞記事:神戸の児童自立支援施設で体罰 市が処分を検討 (2010年3月27日 毎日新聞)

 神戸市垂水区の市立児童自立支援施設「若葉学園」の男性職員(34)が、寮で生活する中学生4人に体罰をしていたことが27日、わかった。学園は寮を一部閉鎖し、4人や保護者に謝罪。市は事実関係を確認中で、処分を検討する。

 市によると、職員は寮での生活指導を行っていた平成21年6月〜今年2月、指導に従わない中学2、3年の男子生徒4人をげんこつで殴ったり、押し倒したりした。保護者がこども家庭センターに相談して発覚したという。

 学園は「日ごろから行き過ぎた指導について注意喚起してきたが、このようなことになり残念」とコメント。男性職員は「独りよがりな行為で児童の心を傷つけたことを深く反省している」と話しているといい、現在は寮での業務から外れている。

 学園は非行などの問題を抱えた小中学生が入所する施設で、複数の寮と学習施設が一体化しており、現在51人が入所している。

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年度末ですが、またまた体罰ですね。今年度も何件か記事を上げておりますが、最後にしてほしいものです。良いことでのニュースより、体罰でのニュースの方が多いようでは、そのような施設としての認識が根付いてくることは否めません。児童自立支援施設への名称変更の意図の中には「教護院=体罰」のイメージを払拭することもあったように思われます。「児童自立支援施設体罰」のイメージを完成させてはいけませんね。