新聞記事:分校と分教室を4月から導入 県立杜陵学園に盛岡市   岩手日報 2010.2.13

 盛岡市は4月から、同市厨川2丁目の児童自立支援施設県立杜陵学園(中村純夫園長)内に、中学分校と小学分教室を導入する方針を固めた。学園には、家庭に問題を抱え生活指導を必要とする児童生徒らが暮らしているが、これまで正規の義務教育体制の中で、教育を受けることができていなかった。正規の教諭が配置されることで、学習習熟度の充実が期待される。

 杜陵学園は、県内の小中学校に籍を置く児童生徒を受け入れている。12日現在、小学生3人、中学生9人を含め14人が寮生活を送り、生活・学習指導を受けている。

 学園ではこれまで、教員免許のある非常勤の学科生活指導専門員3人と、授業の時間のみ学園に訪れ指導する時間講師4人が学習指導をしてきた。県教委から体育教諭2人が福祉職として派遣され、体育の授業も行っている。

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2009.10.6関連
10/6の記事から今までの経緯が、あまりよろしくないような感じでしたが、半年で調整がついたのでしょうか。お役所仕事らしく「右へならえ」的に中学は分校、小学校は分教室ですが、これはこれで中身はばらばらなんですよね。