新聞記事:県立子ども自立センター100周年  東奥日報 2010/01/13

 県立子ども(青森市)は本年度、創立100周年を迎えた。現在、児童自立支援施設として、素行に問題を抱える少年や虐待環境で育った少年らが、職員の指導と地域の人々の支援を受けながら、全寮制の共同生活を送っている。以前は生徒と外部の接触は避けられ、退所後の進路は就職が主だった。しかし現在は、高校進学を目指す生徒が増えてきており、積極的にボランティアなど外部とのかかわりを持つようになってきている。

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いやぁ、まだまだ続きますね100周年ラッシュ。
現在の児童自立支援施設は、以前は「教護院」、その前は「少年教護院」、で大元は「感化院」でした。
この感化院、法整備されたのは1900(明治33)年。いまから110年前ですね。この時に設置した公立施設は東京、埼玉、神奈川、大阪、秋田の2府3県だけでした。その後、ちらほらと設置されたので、ちょうど100周年がやってくる施設が多いのでしょうね。ちなみに、公立に限らなければ、私立設置でもっと歴史の古い施設もあります。民間施設が台頭してきたから、法整備をしたという側面もあるのかな。